3行のウワサ更新が強すぎました。

子供の頃は
男の子の服ばかり
着せられていたらしい。

12月17日15時に行われた更新でアイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージに12月生まれアイドルのウワサ・一コマ劇場が追加され、私の担当アイドルである本田未央さんにはウワサ3が追加されました。
そのウワサとは、先述のものでした。

このウワサ、一見すると大したことはないです。
未央は活発ですし、子供のころは男の子と一緒に遊んでいてもおかしくはないような性格をしています。
だとしたら多分スカートのような女の子の服よりは男の子が着るようなTシャツ短パンのほうが動きやすいですし、理にかなっています。
また、彼女には兄がいるのでそのおさがりをもらっていても不思議ではないですよね。

ところが、担当P界隈（の一部）ではこのウワサ更新を受けてかなり衝撃が走りました。
かくいう私もこのウワサを見たとき、様々なことが想起されていろんな感情に揺さぶられました。

それでは、このウワサからなぜ私が動揺したのか、それを書いていきたいと思います。

≪幼少期の未央の服について≫

さて、先述したとおり未央は子供のころ男の子っぽい服ばかり着せられていたそうです。この服はおそらく兄のおさがりでしょう。そう考える理由は３つあります。
1つ目は男兄弟に挟まれた女の子であったということです。女の子の一人っ子、あるいは第一子だとしたらきっと彼女の両親は彼女にかわいらしい服を着せてあげていたと思います。しかし彼女はそうではありませんでした。また、アニメ「アイドルマスターシンデレラガールズ」の描写を見る限り彼女の家庭はどちらかというと庶民的であると考えられます。だとしたら上の兄弟が着られなくなった服をおさがりとして着ていても不思議ではないでしょう。
2つ目は彼女自身が活発な女の子であったと予想されることです。もちろん昔は引っ込み事案で今は前に出てきた、という性格の変化も考えられるのですがここでは昔から元気で活発な少女であったという仮定のもとに話していきたいと思います。
先述の通り可愛らしい恰好、つまりスカートや淡い色の可愛らしい服などは泥だらけになるような子供の遊びには向きません。どちらかというとハーフパンツやTシャツ、あるいは色の濃いパーカーのような服のほうが適しています。
「あんたすぐ汚すでしょ？だからこれでいいの！」
そんな言葉を親からかけられたこともきっとあったのではないでしょうか。
最後に3つ目です。これは1つ目とも関連するのですが、彼女の控えめな性格も理由の一つとしてあげられるのではないでしょうか。

「私はさ、3人兄弟の真ん中なんだよね。
上のお兄ちゃんがワガママ言ってるときも、
下の弟がワガママ言ってるときも、黙っちゃうんだ。」

これはデレステのイベントコミュ[Orange Sapphire]第3話で彼女が話したセリフです。きっと彼女は兄弟のワガママを聞いている中で自然と自分を抑え込んできたのではないでしょうか。

≪未央がアイドルになった理由≫

さて、幼少期から時間は流れ、彼女はアイドルになりました。
彼女がアイドルになった理由。それは「すっごくたくさんの人と、すっごくすっごく大っきなコトが、できるかもしれない」というのがメモリアルコミュ１で語られているのですが、しかし彼女はこのようなことも言っています。

「こういうカッコしたくて、アイドルになったんだよ☆なーんて」
これは[ステージオブマジック]本田未央＋のルームでのセリフです。最後で「なーんて」と茶化していますが、やっぱりきらびやかなアイドル衣装に少なからず憧れを抱いていたのは事実でしょう。
また、「アイドルマスターシンデレラガールズ」のノーマル＋では、アイドルコメントでこのようなことを口にしています。

「 わ～っ♪こんな可愛い衣装､ありがとうプロデューサー！！ 私､何だかやれそうな気がしてきたよー！ えへへ、私、これまで以上にいーっぱい頑張るから、これからもよろしくね！」
こちらはわかりやすくかわいい衣装ということで喜んでいますね。
このような衣装に対する彼女の反応が、きっと幼少期にあまりそういう格好をさせてもらえなかったという経験からだと考えると、感慨深いものがあります。

≪未央の趣味について≫

未央の趣味はご存知の通り「ショッピング」です。しかしどちらかというと「モノを買う」というより並んでいる服やアクセサリーを眺める「ウインドウショッピング」の色が強いですね。この趣味も可愛らしい、あるいは美しい服へのあこがれからきているのではないかと推測できます。ショウウインドウの向こう側にあるオトナの女性が着るような服、マネキンが着ている可愛らしいポップな服……きっと彼女もそれを眺めながらも、しかし手を出すことはできなかった。親と一緒に買い物に行ってねだってみてもあまりうまくいかない。控えめな部分が出てしまって強くは言えない。そんな彼女のあこがれが趣味に現れているというのは私の考えすぎでしょうか？

≪未央が他の子に服を着せたがりだということ≫

さて、晴れて女子高生・アイドルになり可愛い衣装を着られた未央でした。おそらくとてもうれしかったのでしょう。そこで止まらないのが私の担当アイドル本田未央です。今度はその嬉しかった経験を他の子におすそ分けしていくことになります。
例えば渋谷凛さんにはアイドルトークにて「 しぶりんに似合いそうな服、未央ちゃんが選んであげよう！」なんて言葉をかけています。おそらく一緒に買い物に行ったのかなあと思います。

また、未央は藍子に服を選んで着せてあげていたりもします。これはストーリーコミュ26話で藍子をリラックスさせるための策として未央が提案したものですが、やっぱり未央はノリノリですよね。

さらに神谷奈緒さん。[ドレスアップナイト]神谷奈緒ではカードで共演しましたね。オシャレ着をした二人が映っており、神谷奈緒さんの背中を未央がぐいぐい押しています。

さて、このカードについては明確なことは何もわからないので私の推測を語ります。私は、この服は未央と一緒に選んだのではないかと思っています。理由は二つあります。
まず一つ目は神谷奈緒さんはカワイイ服が好きでありながらあまり外で着たがらないというものです。神谷奈緒さんはかわいい衣装が着られるということに惹かれてアイドルを始めたという経緯があります。そんな彼女が外でこのような可愛らしい服を着ているというのは、彼女だけで服を決めたとは考えにくいのです。そこに未央がいる。これはやはりそういうことなのではないでしょうか。
第2に、彼女の服が未央の服とよく似ているということです。上着、もこもこ、デコルテを見せている、ネックレス、そしてなんといってもチェックの短いスカート！共通点が多いと思いませんか？

さて、このような例を挙げてきましたが、これはひとえに「可愛らしい服を着られたことが未央にとってとてもうれしいことだった」という経験から生まれたものだと思います。
未央はされてうれしかったことを他の子にしてあげられる、そんなアイドルです。アイドルになるとき家族から応援された、だから今度はステージに立ってみんなを応援する。誕生日をみんなにお祝いされたから、ほかの子の誕生日をお祝いする段取りを整える。元気をもらったから、ほかの誰かに元気をあげる。そんな彼女の行動理念のようなものから考えると、やはりこれも何かの恩返しなのかな、と思います。
そして、それを考えられるような3行だった、だから私は感動したんです。

≪まとめ≫

さて、長々としゃべってきたのですがまとめると次の3行のようになります。

・幼少期の未央にとって可愛い服は憧れだった
・アイドルになってその憧れが現実になった
・その嬉しさを他の子におすそ分けしていっていった

このことが、未央が今まで歩んできたことにつながった。だからたった3行のウワサ更新だけで沸き立ってしまったのです。今までの伏線、解釈をたったこれだけで攫って行ってしまうだなんて、やっぱり未央は……すごい。
あ、一応言っておきますともちろんカッコいい系の服が嫌いだったといいたいわけではありません。これは未央の表現の幅が広がっていった、成長の過程だと思っています。だから過去が消えたとは思っていません。[オンリーマイスター]本田未央＋ではカッコいい系の服も着こなしていますし、パンツルックも珍しくはないですよね。
これからもずっとかわいい服、カッコいい服、さまざまな服を着こなせる、無敵のスターをめざす彼女のことを応援したい。私はそう思っています。

本田未央を一番星に！