デレステのメモリアルも入口の1つ!
皆様初めましてー!
今回、未央ちゃんのスターライトステージのアイドルコミュ1~4話について語らさせて頂きます。
※ですのでアイドルコミュのネタバレをガッツリ含みます。嫌な方はご注意を。
アイドルコミュ、本田未央という少女の人間性がとてもよく表れていると思うんです。
ああ、彼女もまた、ただの15歳の少女なんだ……と、思ってしまうくらい見事に彼女の強さ、そして弱さが見えるんです。
モバマスやアニメと、彼女を知る入り口は色々とありますが、このアイドルコミュもしっかりと、
その入り口のとしての役目を果たしてくれているのではないかな、と個人的に思っています。
そんなわけで前置きはこれくらいにして。よろしければお付き合いくださいな!
場面はオーディション会場。
Pと未央はここで出会うわけですね。
運命的な出会いというわけでもなく、普通の出会い方です。
彼女の志望動機を聞いてみると、これまた特別深い理由があるわけではなく、きっかけは友達に勧められたから、ということでした。
単純に、アイドルってすごい存在だから、私もやってみたい!という思いがあるそうです。
しかしこれだけではなく、もう一つのことを語ってくれます。
『色んな人と友達になって、すっごく大きなことができるかもしれない!』
なるほど、これが彼女のアイドルとしての夢だそうです。
……ただ、具体的には思いついてはいない様子。
なんというか、無鉄砲というか、行き当たりばったりというか。
思い立ったら即行動!という彼女の気質がなんとなく読み取れます。
彼女は自分の特技を「誰とでも友達になれる」といってましたが……
兎にも角にも、Pの目には光るものが移った様子。見事合格し、アイドルの道へと進むことになります。
次のコミュは、初レッスン後のお話。
Pにどうだった?いい感じだったんじゃない?やっぱり未央ちゃん芸達者~♪
とか言ってきます。こいつ、とんだお調子者ですね。
ただその後すぐに、アイドルのレッスンって難しいや、と言ってきます。
どうやらただのお調子者というわけではなく、場を繕うために言っているようです。
それと同時に、初めての経験はワクワクしてすーっごく楽しい!とも伝えてくれます。
これは本心のようで、彼女は純粋に楽しんでいる様子です。
しかし、彼女は決してふざけ半分で、遊び感覚というわけではないんです。
彼女は本気だからこそ、楽しいと思えているんです。
怒られると思っていた、そう話してくれます。
彼女はまだ夢見がちの子供ではなく、しっかりと周りが見えているんですよね。
そして。つまりこれって、『怒られると思っていたけれど、それでもやってみた』ということなんですよ。
これ、実は凄いことだと思うんです。
普通は怒られると思えばやめるでしょう。大多数の人がそうだと思います。
ましてや彼女は、アイドルに対して特別な思い入れがあるというわけではないのですから。
でも、それでも彼女はやってみたんです。
それだけ、自分の気持ちに真剣だということが伝わってきます。
その後、Pにそんな私を分かってくれて、実はとっても嬉しかったと伝えてきます。
ふざけてはみたけど、本気のトコロ理解してくれたと思ったと。
先ほど、場を繕うために言ったと書きましたが彼女、こういう癖がある自分は思ってるんですよね。
周りがよく見えるから、見えてしまうからこそ。ついおちゃらけて、本気のところを隠してしまう。
……そういえば彼女は「誰とでも友達になれる」なんてことを言ってました。
もしかしたら、友達を多く持つ彼女だからこそ、人の様々な感情を読み取る力がついたのかもしれません。
それは、楽しいといったプラスの感情だけでなく、嫌というマイナスの感情まで。
いろんな人間と合わせるために、彼女は知らずのうちに本気の自分をあまり見せなくなってしまったのでは?
話がそれました。
その後彼女は、私の元気でみんなを笑顔にする!それが使命だよね?と聞いてきます。
Pも力強く賛同。Pがアイドル本田未央に見た光はどうやらこの部分みたいです。
その後、未央はPにこんなお願いをしています。
そんなPと未央の会話からは早くも信頼関係ができている様子が感じ取れます。
次は撮影スタジオ。撮影はすでに終わっている様子です。
どうやら初撮影だったようですがPは間に合わなかったみたいです。
Pが未央に撮影はどうだったかと聞くと。
相変わらず本音を言うのに一拍を置きながらこう話してくれます。
それだけではなく、
どうやら自分のアイデンティティについて迷ってしまった様子。
少し深読みすると、普段から相手に合わせるのが普通な彼女だからこそ、
自分一人を魅せる撮影という場面でこの迷いが出てきてしまったのかと。
でも、それだけで終わらないのが本田未央でもあります。
数撮れば当たる作戦と称し、たくさん撮ってもらい、乗り切った!と言ってくれます。
そして、
どこまでも、明るく、真っすぐな発言。まさにパッションの権現です。
色んな壁にぶつかるでしょう。しかし、それが彼女の弱さだとするならば、
その壁を乗り越えていく強さも同時に持ち合わせていると、自分はそう信じています。
……いやしかしざっと数百枚って。
ちょっとパワフルすぎやしないかい……
次はいよいよ初のソロライブ。
しかし、何故か入り時間になっても未央が来ない。連絡もないようです。
Pが未央を探しに行くと……
いました。しかし何やら様子がおかしい。
声をかけてみると
彼女は、初レッスンの時も、初撮影の時も一人で乗り越えてきました。
しかし、アイドルの道を踏み出したとはいえ、彼女はまだ、ただの少女なんです。
だからこその不安。だからこその恐怖。
レッスンはしてきたはず。そうPが声をかけても
いつでも、自信満々で明るくふるまう彼女ですが、本当は小心者なんです。
いや、小心者だからこそ自信満々に明るくふるまうのかもしれません。
もしかしたら、本気の自分を思わず隠してしまう癖にも関係しているのかもしれません。
そんな小心者の彼女に勇気を与えるにはどうすればよいのでしょうか?
答えは実にシンプルです。
これがシンデレラの物語で、彼女がまだただの少女で、Pが魔法使いだとするならば。
たった一言、魔法をかけてあげましょう。
難しい言葉を紡ぐ必要はありません。ただその背中を押してあげるだけでいいんです。
そうすれば、彼女はアイドルとして。シンデレラとして輝きだします。
ライブは無事に終了。
未央も普段のおちゃらけテンションに。
最初の不安はと、Pも少し肩透かしを喰らったような気持ちのようです。
彼女も自分自身なぜ不安になったのかよくわかっていない様子。
きっとアイドルは特別なんだよって話をまとめています。
しかし。
確かに、アイドル本田未央はここに誕生したのでした。
……きっとこれからも、彼女には多くの苦難が待ち受けているでしょう。
でもきっと、彼女と、彼女のPならば。
その多くの壁全てを乗り越えていける。そんな気がするんです。
以上です。
しかし改めて見返してみると、本当にこの短いコミュの中に本田未央という少女が生きていると感じました。
彼女の強さ、弱さ、癖、本心。様々なものを濃密に感じることができるんですよね。
そして最後、Pが未央に「ステージに立って」というところ。
まさに普通の少女が魔法使いによってシンデレラになる比喩のように見えて滅茶苦茶素敵だと思うんですよね……
そんな彼女のシンデレラストーリーをこれからも見守って、いや、未央とともに歩んでいきたいと思っています。
そうそう因みに、未央にはアイドルコミュ5があるのですが。
最初はそこまで含めて語ろうと思っていたのですがやめました。
もしよければ、どうか読んだことある人、ない人も、今一度。自分の目でゆっくりと読み返してみてくださいな。
コミュ5ではしっかりとアイドルとして成長した未央の、変わらない人間性がこれまた見事に表されているんです。
きっと、読み返すと様々な発見があったり、改めて未央と向き直れたりすると思います!
それではそろそろ終わりとさせていただきます。
最後まで読んでいただき有難う御座いました!!!